パパ・フルムス

パパ・フルムス?なんじゃそりゃ?意味不明なタイトルの5曲目は久里子の作曲によるもの。

英語だとPapa Frumsこれでもよくわかりませんが、Frumsを逆から綴ればSmurf。あー、スマーフ!ということで種明かしをしてしまうとパパスマーフでした。あの全身青いやつです↓。日本じゃあまり知られて無いかな?

2011年ホリデーシーズンのニューヨークの地下鉄ブースにて

作曲者の久里子ですが、以前は結構なゲーム好きで、携帯のゲームにはまっていた時期があります(子育てが始まって以降そんな時間は無いようですが)。僕はゲームは全然やらないので詳しいことはわかりませんが、お店を作って広げたり、街を作ったりというような類のゲームが好きだったようです。そのゲームの1つにスマーフ・ビレッジというゲームがあり、結構一時期はハマってましたね。見せてもらったことはあるのですが、青い可愛いスマーフたちが、パパスマーフという白い髭を生やした長老的な存在(542歳らしい)の指示を受け、せっせと畑を耕したり、建物を作ったりして街を作り広げていくゲームです。この曲はそんなのどかなイメージがモチーフだそうです。

その中で、フォルクスワーゲン・ジェッタの法則というのがあります。簡単にいうと人は自分の期待や思い込みに沿ったものを見て自分の現実に引き寄せているいうことです。何か意識するとそればかりが目に付く(現実化される)ってことですね。

ところで最近読んで面白かった本の話をします。パム・グラウト(パパ・フルムスとなんか響きが似てますので思いつきました)の「こうして思考は現実になる」という本です。超簡単に説明すると、我々の思考が現実を作っていることを9つの実験を各自でして証明してみようという本です。かなりオススメです。

それを証明しようという実験がその本の中にあって、僕もやって見ました。48時間以内に「まっ黄色の車」や「黄色の蝶」を探すというもので意識したものが現実に現れるなら、本当に「まっ黄色の車」や「黄色の蝶」見つけることができるはずです。

この本のその実験の項を読んだのは、大河原将彦バンドというサックスの本間将人くんが誘ってくれたプロジェクトのツアー中で奈良の山の中のペンションに宿泊中。朝起きて本を読んで、へ〜と思い実験をやってみようと心で宣言しました。内心、黄色い蝶なんて30年ぐらい見てない氣がするし、山の中で車なんてほとんど走ってないしこりゃちょっと見つからないかな?なんて思ってました。

その後、実験のことはすっかり忘れてバンドのみんなと朝食をとり、もう1人のギタリスト、原ゆうまくんとちょっと近くを散策しようという流れになりました。外に出て美しい空気と景色を楽しみながら初対面のゆうまくんと話しながら歩き出して5分も経たないころ、ゆうまくんの一言!

あっ、黄色いちょうちょ!

うぉー!早速黄色い蝶 飛んでるではありませんか!

ひとりで興奮して、ゆうまくんにその実験のことを話しているとその間そこら中に黄色い蝶が飛びまくっています。いつも見る紋白蝶はどこ?というぐらい黄色い蝶しかいません。

そんな話もしつつ散策して、黄色い車は今夜演奏に京都に行ったときにでも見るのかな?と思いつつ、宿の方面に戻りながらふと振り返ると、、

黄色いバス

うぉぉ!!なんと宿の車庫に黄色いバスが、しかも真っ黄色!

いやー実験初めて1時間以内に両方とも見つけてしまい、ひとりで大興奮でした。皆さんもやってみてください。

そういえば、久里子のゲームを知る以前はスマーフの存在なんて全く知らなかったのに、その後はそこら中でスマーフを見るようになりましたね。上にあるような写真もとったし。思い出して、今またそれが腑に落ちました。

ビデオシリーズバージョン

脱線しましたが今日はこの辺で。

また明日!