ユナイト

このなんとなく閃いちゃったので始めたこの10日間のアルバムの曲紹介ブログシリーズも今日で最終回。なんか終わってしまうのがちょっと寂しいかも?と思っていただければ嬉しいです。

アルバム最後の曲は僕の書いた「ユナイト」。歌詞を書くのもこの曲が初めて、自分の歌を世間にお披露目するのも初めて。まだ聴いてない方はこちら↓

うちの長女に5年前に出会えた時から、それまでの自分の価値観がどんどん変化して、同時に音楽的にも自然と変化が現れて来ました。ニューヨークに住み始めて初期の頃はニューヨークでなんとか認められたいという感じで、エゴが強くて自分キャリアと音楽的な向上のことだけ考えてました。そして表面的には強がっていても内心、周りのミュージシャンと自分を比べて落ち込んだり、孤独感も感じていたように思います。

それが、結婚もして2人の子供の子育てをするという貴重な経験を通して、本当に愛おしくてしょうがない子供たちを通して、自分がいかに何時もたくさんの人の愛情を受けて生きて来たのかを日々氣付かされて自分の中の何かがガラリと変わってしまいました。もちろん子育てのこと、これからの生活のことで不安になることも日々あるのですが。

そんな自分を成長させてくれて導いてくれている先生のような子供たち、また自分の親への感謝の氣持ちが素直に出て来てできたのがこの歌です。正直に言って、自分の氣持ちを言葉にだしてしかも歌うというのは僕にとってはなんだかとても恥ずかしく、かなり勇氣がいることだったので、だからこそ今回チャレンジしてみて本当によかったと思っています。あと忘れちゃいけないのが、こんないつもの突然の思いつきの行動にも(文句言いつつも)最終的には付き合ってくれる久里子には本当に大感謝です。

家の娘は今幼稚園生ですが、学校には人種のるつぼのニューヨークらしく、本当にあらゆる人種、宗教を持つ家庭に育った子供たちが集まり一緒になって仲良く遊んでいます。もうそこに世界平和は実現されているわけです。そこで今大人たちができるのは、いかに余計な邪魔をせずに教育というある種の洗脳によって偏見を植えつけないかではないかと思ったりします。

毎日子供たちと向き合っていて、彼らの成熟ぶりに触れると、彼らはの世代は僕らの世代より40年分は確実に進化していて、彼らがの大人になる時代には世の中は今よりどんどんよくなっていると確信しています。その未来のためにも今できることは、僕が自分らしく、勇氣をだして、変化を恐れず、周りの人そして環境を大切に、助け合い、自由に、ハッピー、愛を持って生きていく、そしてそんな見本の姿を見せること。それが僕にできる一番の子供たちへの教育なのかとも思っています。子供は親がこうなってほしいようにはならず、親のようになると言いますしね。

色々書きましたが、この音楽を楽しんでいただけて、少しでも皆様の生活に潤いとなれば幸せです。

最後まで読んでいただきどうもありがとうございます!

そうそう、このブログシリーズに続き、今度は明日から久里子が10日に渡ってブログシリーズやってくれるかも?です(無茶振り)。どうでしょう、久里子さん?!
久里子のブログはこちら

Unite / 作詞・作曲 阿部大輔

おとうさんと
呼ぶ声振り返る
窓の奥を見れば
不安は消えて
笑顔が溢れ
一つになる

おかあさんと
泣き顔抱き寄せる
涙の後の頬
鼻水まみれで
笑いが溢れ
1つの君

おばあちゃんと
手を繋いで歩く
そのふるさとのこみち
私の心も子供に帰る
ひと時の夢

おじいちゃんと
呼ばれる、父親の
横顔見つめれば
そのやさしさが
身にしみて
ただありがとう

時が流れて
愛をつなげて
一つになる

時が流れて
愛をつなげて
一つになる

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